キューバ危機に見る威嚇と譲歩のバランス、そして対話 : 海国防衛ジャーナル

（ケネディとフルシチョフのウィーン会談。1961年。Wikimediaより画像転載。） 前回のエントリに引き続き、本稿も危機管理にまつわるテーマです。 第二次大戦後、人類は幾度かの危機を経験しました。その中には、戦争までエスカレートしてしまったものもあれば、危機で食い止められたものもあります。キューバ危機は戦争を回避することができたという意味では成功例の一つであり、かつ危機としては第二次大戦後最大級のものです。今年はそのキューバ危機から50年。 危機時の強制外交において要求されるのは威嚇と譲歩のバランスであり、双方の意思を確認するための対話（コミュニケーション）が欠かせません。キューバ危機を「危機」のレベルで終わらせることに成功したのは、なるほど幸運によるところも大きかったと言えます。しかし、米ソ両国、とりわけ最高意思決定者であるジョン・F・ケネディとニキータ・フルシチョフの二人が本来の強

[haruhiwai18]

"ケネディ大統領の日曜礼拝をフルシチョフが誤解し、そのあとソ連がたまたま譲歩を選んだから良かったものの、破れかぶれに先制攻撃でもしようものならそこでアウト"　→但し、http://p.tl/DziQ／全体的に良記事。

[Nahoo]

海国防衛ジャーナル 14 9月 2012年09月14日 22:36 危機管理 キューバ危機に見る威嚇と譲歩のバランス、そして対話 Posted by nonreal 9 Comments No Trackbacks （ケネディとフルシチョフのウィーン会談。1961年。Wikimediaより画像転載。）

[amino_acid9]

人事を尽くして天命を待つ的な回避

[k-takahashi]

『海上封鎖という「譲歩」をソ連に発信して相手の出方を伺いつつ、「威嚇」オプションの発動基準を設定』　『相手に求める譲歩とこちらの原状回復基準点が大筋で一致してたことを理解していた』