【年間ベスト・アルバム】 BEST ALBUMS 2013 : キープ・クール・フール

2位は『808s』と並ぶ、個人的なカニエのベストのひとつ。3位はオルタナティヴなアフロビートを聴かせてくれるアンチバラスの別動隊。4位は先日突然リリースされたビヨンセの新作。あのリリース方法について新しい！みたいな反応もあったようだけれど、それは業界にとってだけで（それも大物に限る）、リスナーとしては迷惑以外の何物でもない。itunesで2400円という価格設定もなめてるし、その数日後にフィジカルが配信よりも安く販売されるというニュースが出回るというのもおかしい。内容がしょぼかったらぶっとばすと前のめりで聴いたら、しかしこれが傑作だった。（ソランジュの路線と被りめな）ブギー・チューン「Blow」、リズム&ブルース～初期ソウルの解釈が素晴らしいフランク・オーシャンとの「Superpower」など、職人技の隠し包丁が細かく入った良曲ばかり。大仰になりそうでならない感じで聴きごたえがある。しかし

[txmx5]

"これだけフリーの音源が増えてくると、厳選するキュレーターが大事！みたいな話もわかるんですけど、それでもそこに載らないであろう大量にある良質な音源を紹介すべきと僕は思います。"