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「貧乏くさい」2019年の年頭に - 内田樹の研究室
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「貧乏くさい」2019年の年頭に - 内田樹の研究室
2019年の年頭にあたって、年頭のご挨拶がわりに一言申し上げる。 今年はどんな年になるのか予測がつ... 2019年の年頭にあたって、年頭のご挨拶がわりに一言申し上げる。 今年はどんな年になるのか予測がつかない。 「予測がつかない」ということが、現代の実相をよく表しているのかも知れない。 「大きな物語」も「グローバル・ヴィジョン」も「文明史的文脈」もみあたらない(まったくないわけではないが)。個々の出来事をうまく解釈できる枠組みがみつからないのである。 そんな年の初めにある媒体に書いたものを再録する。 書いたのは12月だけれど、年頭にネット上で話題になったいくつかのイシューはどれも「日本の貧乏くささ」の好個の適例であることが知れる。 「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」と中学生の頃に習った時には、それは遠い昔の話であって、「盛者必衰の理」をまさか我が身で体験することになるとは思っていなかった。 私が中学生だった60年代中頃の日本は今よりはるかに貧しかった。けれども、国が上昇気流に乗っている