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9月は「がん征圧月間」だ。ガンは40歳台以降の第1の死因。日本人の2人に1人はガンにかかり、3人に1人は... 9月は「がん征圧月間」だ。ガンは40歳台以降の第1の死因。日本人の2人に1人はガンにかかり、3人に1人はガンで死ぬ。毎年新たにガンと診断されるのは約60万人。ガン経験者(治療中、治癒したと考えられる人の合計)は、300万人は存在すると推定される。 ということは、その家族を含めると“ガンに影響されている人”は1000万人規模になる。40歳代の働きざかりでも、会社の同期などにガンになった知人がいる場合も珍しくない。70歳代の親がいれば、親がガン患者であるのはごく普通のことと言っていい。 ガン診療にみる「格差」 乳ガン治療では半分近くが疑問符 「ガン患者・家族1000万人時代」であるにもかかわらず、ガンの診療体制やガン対処術の開発は、日本では大きく遅れており、“ガン難民”という言葉が広がっている(図1)。これは、ガン患者が適切な治療を受ける治療施設や医師を見つけることができない状況を指す。 ガン
2006/09/07 リンク