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超人の面白読書 25 金谷武洋著『主語を抹殺した男 評伝三上章』 3 - クロカル超人の面白半分日記
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超人の面白読書 25 金谷武洋著『主語を抹殺した男 評伝三上章』 3 - クロカル超人の面白半分日記
この本の書評の続きも3回目。話を叔父の三上義夫に戻そう、と書いてからすでに3ヶ月近く経ってしまった... この本の書評の続きも3回目。話を叔父の三上義夫に戻そう、と書いてからすでに3ヶ月近く経ってしまった。その間何も考えてなかったと言えば嘘だが、なかなか手付かずにいたと言ったらいいだろうか。 さて、『文化史上より見たる日本の数学』を45歳になって上梓した叔父の三上義夫。この叔父を語ることは三上章の思想を語る上で絶対的なものと著者には映る。それは三上にも共通する現場主義の土着思想だ。帰納的、具体的である言わば虫の視点だと著者は書く。和算史の事跡について全国調査を開始、それは神社仏閣の絵馬として掲げられる「算額」(数学の証明)であるが、三上義夫は算額を奉納する理由を和算が学者の研究心を刺激する競技であったからだと説明する。実用を離れて趣味性に注目、その特徴を「改善」のプロセスにあったと著者は推定する。そして彼の著作、『文化史上より見たる日本の数学』の一部を引用している。 和算家は一つの問題を分析し