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『時をかける少女』と『耳をすませば』 - 河の向こうに灯が見える
ここはゆっくり考えたいのだけどとりあえず。 まず、私は『耳をすませば』を観れば、だいたい泣くけれ... ここはゆっくり考えたいのだけどとりあえず。 まず、私は『耳をすませば』を観れば、だいたい泣くけれどw、それでも『耳をすませば』が黄金の中学生像だなんて思わないんだよね。それに所詮中学生の考える幸せじゃん。人生は続くもん。そのまま小説家にバイオリン職人、「結婚しよう!!!」に繋がるとは限らない。って思ってしまう。『時かけ』の真琴は、千昭との関係の思い出と傷をきっちり昇華出来ると思う。それで次の恋愛なり将来なりに進んでいける子に見える。でも、『耳をすませば』はあまりにも周囲に肯定されすぎていて、「あれから彼らは大丈夫なのかね?」と余計な心配をしてしまうよ。 雫はまず高校で文芸部(腐女子の巣窟)に入ってオタクの洗礼を受けるだろうし。小説をただ書きたいっつうのと、商品化したいっつのの間で揺れるだろうし。きっと山手線外の多摩の大学に入って母親のコネで近所のケーキ屋で750円でバイトしたりして、就活の
2007/07/30 リンク