『ユリイカ』12月臨時増刊号 総特集・初音ミク - らいたーずのーと

■目次冨田明宏「同人音楽の中にみる「初音ミク」増田聡「初音ミクから遠く離れて」石田美紀「「中の人」になる」濱野智史「初音ミク、あるいは市場・組織・歴史に関するノート」 その他、白田秀彰論文や伊藤剛（ソワカちゃん紹介！）、ドミニク・チェン、中田健太朗などの興味深い論考があったほか、平沢進（平沢さん好きになった）・Gacktなどの豊富なインタビュー、東浩紀らが参加する座談会、円上塔の小説や水無田気流（ヤバい）の詩、有村悠・きりりんらが参加する美麗なイラストレーションの数々など、見落とすところがないほどにボリュームの詰まった一冊。おかげでエントリにするのが遅れました。 ■冨田明宏「同人音楽の中にみる「初音ミク」」 興味はあったけれど全然知らなかった「同人音楽」の歴史についてのいいまとめ。 同人音楽の興りは90年代初頭のコミックマーケットにて。1983年のファミリーコンピュータの登場以降、DTMソ