わくわく闘病記 - 春巻たべた

実は私、持病を抱えておりまして。 それも大層な難病なんですな。悪いことに進行性の病です。フェニルメチルアミノプロパンやリゼルギン酸ジエチルアミドという特効薬が開発されているのですが、これらの薬品は認可されておらず非常に高価です。まあ、貧乏人は死ねということですな。 もはや頼るものは民間療法しかありません。というわけで、万病を癒すという霊験あらたかな聖地に詣でて参りました。 これがその聖地、万病を癒す奇跡の空間です。 わたくしが羅感している難病と申しますのは、あまねく新入社員の皆様が五月頃になると必ず侵されると言われる例の病でございます。この病、「はしか」のようなものと世間では考えられてございますが、稀に慢性化する者がおり、こうなってしまうともういけません。徐々に社会性を侵し、やがては社会生活が全く困難になるという恐ろしい病でございます。 こちらが今回お世話になった民間医療機関、強羅環翠楼で

[murashit]

マジパネエ高等遊民