映画「シッコ」 - まどぎわ通信

原題：SICKO 公開：2007年アメリカ 時間：123分 分野：ドキュメンタリー，コメディ，プロパガンダ 製作：メーガン・オハラ，マイケル・ムーア 監督：マイケル・ムーア 出演：マイケル・ムーア 脚本：マイケル・ムーア 撮影：クリストフ・ヴィット 音楽：エリン・オハラ 評価： 「シッコ」あらすじ：マイケル・ムーアは今回は医療保険問題を取り上げる．アメリカは民主党リベラル派だったラルフ・ヤーボローが1960年に生み出した高齢者保険のメディケアなどの一部を除き，主要先進国の中で唯一国民皆保険制度ではない．病院を受診するときにはHMO に代表される民間医療保険を使うことになる．1973年に共和党のリチャード・ニクソンが公衆衛生法を制定して医療制度は現在の形になる．しかし民間の医療保険の審査は厳しく，一方で保険がおりるまでの査定も厳しい．膨大な利権が医療保険会社に集まり，そしてロビー活動を通じて

[DrPooh]

規制緩和には本作が取り上げない「功」もある．それは「金持ちは優遇される」ということだ．

[sarutoru]

2007年英グラスゴー空港でテロ未遂事件が発生し，現役医師たちが逮捕されて衝撃を与えた．これは英国の医師の46％が海外で教育されているからだ．ではイギリス人医師はどこへ消えたのか？それはより高給がとれるアメリ

[bold_as_love]

それでも「民間の」保険が好きな人って意外と多いよね。公的な保険（社会保険）に不信感を持たせる手法…の効果が出てきてるかな。世論は「官から民」なんでしょけど。

[TAKESAKO]

※若干ネタバレ注意

[shidho]

ちょっと今日は他人事じゃない。

[esbee]

『宮内義彦/現在は規制改革・民間開放推進会議議長として強い影響力を誇っている．宮内は「改革」の下で公的保険の民間開放を積極的に進めていた．つまり彼らが究極的に目指すのは本作のような医療保険制度』

[ssuguru]

「フランスは革命を経ているだけに伝統的に労働者側の発言力が強い」と簡略に言ってもいいのかな？共産主義革命をやったわけではないのに。／治せば治すほど儲かるシステムでの治らない患者を治療するインセティブ。

[nessko]

「WHO 健康達成度で日本は一位，OECDの乳幼児死亡率でも最下位．それを改革するとどうなるか？一度考えると面白いだろう．」

[REV]

「WHO 健康達成度で日本は一位，OECDの乳幼児死亡率でも最下位．それを改革するとどうなるか？」　奈良県、福島県、神奈川県に和歌山県、を見れば、日本国民の目標がわかるよ。