観鈴スイッチ

たとえば夏の入道雲を見てると、思わず涙がこぼれてしまうときがある。まぶしいからではない、思い出すからだ。あるいは、飛ばないカラスを見かけたときも。そう、観鈴スイッチだ（にははスイッチともいう）。the 1000th summer からずいぶん時間が経っているにもかかわらず、今でもふとしたはずみでスイッチが入る。 AIRの原作だと思い込んでいる「おもいでエマノン」を読んだときも一緒だった。地球の生命すべての記憶を持つ少女と、彼女に惹かれる少年たちがおりなす、せつない物語。ここでは、旅をするのは往人ではなく、観鈴のほう。記憶を保ったまま転生をくり返しているため、名は意味を成さない。だから自らを「エマノン」と名乗る――「エマノン」="EMANON" を逆読みすると "NONAME" 即ち "No Name"――この独白は今なお刺さる。 一番確かで、誰にも変えようがなく、感動させられるものは、その

[fumix-hat]

あとでチェック

[takatoshiono]

一番確かで、誰にも変えようがなく、感動させられるものは、その個体が、自分が生存中、必死になって自分に納得できる生き方を実践できたかということ。自分自身が納得できれば、もう、その個体は"生きた"ということ

[LaclefYoshi]

にははスイッチ

[nitsuji]

一番確かで、誰にも変えようがなく、感動させられるものは、その個体が、自分が生存中、必死になって自分に納得できる生き方を実践できたかということ。自分自身が納得できれば、もう、その個体は"生きた"ということ

[seamlessbias]

私の場合は観鈴スイッチよりも鳥の詩スイッチだったりする。/消える飛行機雲 僕たちは見送った

[retlet]

「観鈴スイッチ」と「うぐぅスイッチ」//"AIRの原作→「おもいでエマノン」"おお。

[hidematu]

おもしろそう

[Imamu]

「観鈴スイッチ」（少女と記憶とひと夏の経験）「うぐぅスイッチ」（少女と記憶と冬景色）

[yu_i]

遅れてきてやってきた夏。私も観鈴スイッチとうぐぅスイッチの虜です（笑）/少女と記憶と季節の経験/円環少女が気になってきた。