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古代ローマとキリスト教はじめに
ニーチェと古代ローマ世界との関わりを考えるとき、キリスト教の問題は逸することの出来ない大きなテー... ニーチェと古代ローマ世界との関わりを考えるとき、キリスト教の問題は逸することの出来ない大きなテーマである。ニーチェの近代批判の根底には激しいキリスト教批判とキリスト教道徳の批判がある。自らアンチクリスト、インモラリストを名乗ってなされたこの批判は、当初からいわゆる世の識者の憤激を招き、ニーチェの思想を危険視する根拠となった。一方こうした言葉の衝撃力の強さも魅力となって、彼の思想の全貌が除々に明らかになるにつれ、彼の思想に共鳴する人々、とりわけ若い人々の間でニーチェはカリスマ的権威を持ち、新しい予言者の到来とばかり熱狂的崇拝の対象ともなった。ほとんど同時代的にこの思想を移入した明治三十年代の日本においても事態は同じで、いわゆるニーチェ論争がおこっている。 ニーチェ没後すでに一世紀が過ぎたが、これほど解釈の変転の著しい思想家、しかも今なお問題視され続けている思想家も珍しいであろう。この原因は
2007/03/29 リンク