[書評]言葉でたたかう技術(加藤恭子): 極東ブログ

書名に「言葉でたたかう技術」（参照）とあり、帯には「ビジネスで、外交で、日常で勝つための弁論術」とあるので、そういう技術を習得したいと思って読む人もいるかもしれないし、私もそういう本なのかと思って読み始めたが、そういう本ではなかった。そういう小手先の技術の本ではないというべきだろう。むしろその技術の奥義に触れた書籍であり、一読すればなるほどこうすれば欧米人と議論しても負けることはないという秘訣を知ることができる。 あえてひと言でも言えないこともない……苦労。あるいは、努力。あるいは、根性。ど根性というべきかもしれない。第一章「アメリカでのけんか修行」ではその苦労がエキサイティングに語られている。おしんアメリカに行くといった風情でもあり、江藤淳の「アメリカと私」（参照）や須賀敦子の「ヴェネツィアの宿」（参照）なども思い出す。戦後の焼け野原のなかで学問を志した青年たちは異国の地にあって歯を食い

[castle]

「アリストテレスの弁論術を知らなければ、その社会を生き抜くことはできないと～言語を使って説得するには。第一は語り手を知るということ。第二は聞き手の心情をゆさぶること、第三はもっともらしく語ること」

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興味深い。ユーズド待ち。

[kireifish]

書評ブログか。一応ブクマ。でもちょっと冗長。

[shibusashi]

面白そうだ

[keloinwell]

"戦後の苦難とは質が違うだろうと思うが、日本を再生するにはこうした書籍で先達の苦難を学ぶことは益になる。"　気になる本だ。読みたい。

[asahinoataru]

震災後の苦難の時代がこれから始まる。その時に備えて読んでおくべき本。

[arajin]

第一章がすごい。アメリカで夫婦で使用人として働きながら留学生として勉学に打ち込む生活。とてもまねできない。しかし、何かをなしたいと思うのならここまでの覚悟が必要なのだ。

[jiangmin-alt]

"第一章の苦労譚だけでも読む価値のある本である。すごいことが淡々と書いてある。ある程度欧米というものにぶつかる人生を予感する若い人なら、ここに描かれている挿話を知らないと無駄に痛い目をして学ぶことに"

[egpehcbd]

レトリケー重要。

[dowhile]

ほんとかな今花開いてるようにもみえるけど＞”戦後の日本の知の最高の水準は彼らよってなしとげられ、そして今その遺産をほとんど食いつぶしつつある”

[yukirun]

読んでみる

[mkusunok]

気になる。こんど読もう