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[書評]リアル・シンデレラ(姫野カオルコ): 極東ブログ
シンデレラの物語はいろいろバリエーションがある。基本は継母と姉に虐待された娘シンデレラ(灰かぶり... シンデレラの物語はいろいろバリエーションがある。基本は継母と姉に虐待された娘シンデレラ(灰かぶり)が魔法使いに会い、魔法の力を借りて、魔法の馬車に乗り、王室の舞踏会に行き、王子に見初められ探され、幸せになったというオトギ話である。 現実にはありえないが、現実ならどうか。その含みが姫野カオルコの「リアル・シンデレラ」(参照)という書名にある。が、この小説もまたオトギ話である。魔法使いに会い、魔法の力を借りて魔法の馬車に乗る。「幸せ」にもなる。王室舞踏会で見初められたかはわからないが、熱心に探索される。 物語の展開には入念に仕上げられたミステリーの趣向もあり、読み進めるにつれ、ぞくぞくと秘密に肉薄し、最後の、ある種どんでん返しに驚愕した後、冒頭から再読を強いられる。 リアル・シンデレラは倉島泉(くらしま・せん)という、1950年4月生まれの女性である。「二十歳の原点」(参照)の高野悦子が194
2014/01/18 リンク