[書評]毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記（北原みのり）: 極東ブログ

本屋で見かけてぱらっと手にしてから、連続不審死事件の木嶋佳苗被告(37)がどういう人間だったのか、事件に関わる事実と裁判の具体的な情景はどのようなものだったのだろうか、という、いわば週刊誌的な関心を今頃になってもち、読んでみた。 1974年生まれの木嶋被告を、1970年生まれと年代の近い女性として筆者、北原みのりがどう描くのかというのにも関心をもった。書籍は「週刊朝日」の連載を元にしたらしく、読みやすく書かれ、実際さっと読み終えることができた。書籍としては、面白いとしかいいようがない。 で、木嶋被告はどうだったのか？ 事件はどうだったか？ それ以前に、筆者北原みのりはどう彼女を見たか？ 答えは出てないと言っていい。著者北原は大きな不可解な謎に直面して呆然と立ち尽くしている。無理して大衆受けのする結論みたいなところから引っ張るのではなく、同じ時代を生きた女性としてどう理解できるのかと懸命にア

[Nina01]

変な男浪漫が入り込んでる推理小説のような妄想で気持ち悪い。単にビジネスライクでやってただけの話を勝手にドラマ演出してはしゃいでる北原さんにひっかけられた迷文。

[tyokorata]

他者に対する共感性を排除した悪い意味で男性的な木嶋被告とは、女性誌で紹介される、男性をモノ扱いしたスタンスを実践した女なのだから、直感的に彼女を理解したら自分も同じになる気がしたのだろう

[sukekyo]

毒婦というより毒フグではあるよな。

[hafoc]

やべぇおれサラダ油も食パンも無造作に冷蔵庫いれてるわー

[hatayasan]

「およそ常人に想定される、愛情や情感というものはない。なんなのだろうか、この怪物的な人物は、と奇っ怪に思う。」旬の本。まとめサイトに目を通すと理解が深まる。http://www24.atwiki.jp/matome3435/

[enderuku]

「まさかあの器量でのう」「本当に男と女の性は分からぬもので」　鬼平犯科帳第三千五百二十話　「毒婦」より

[pakuncho]

ミサンドリスト的には男性を弄んだ末に殺すという「偉業」を成し遂げた木嶋佳苗には惹かれるものがあるんだろうね

[kaerudayo]

のぞきこむと自分が映る。鏡のような、木嶋佳苗。

[u_eichi]

理解しようとしてみてわからず、自分の周囲に重ねてみて見えず、己と係わったならと考えて晴れず、というとき、彼彼女らの罪と併せてそのことをどう扱えばいいかわからない。麻原とか宅間とか。

[wise983]

背の低い男性と肥満女性の組み合わせ。筆者の最後の詞書きになる。

[amieparfum]

絶対的な他者。それでも汝の隣人を愛せよ？

[su_rusumi]

別に謎じゃない。本人の中では、等価交換なんだろう。

[hataichi]

やってほしくないことをやったからやたったーみたいな感じ

[vespid]

謎の自己アピール「余談だがなぜか私は老人臭はないようだが」

[maicou]

＞感性のある対象としてこの男を見ていない

[dgwingtong]

顔ナシ？

[godmother]

「手記にある決定的な違和感」この部分に関心ある。新人類かと思うほど理解に苦しむよな、どうしても木嶋被告を理解できない部分があり、読んでみようかな。

[narwhal]

「そうして謎の人物として描かれてみると、そもそも他者というのはそういうものだよ、愛情というものはそういうものだよと」「よくわからない生物的なチャネルは、実は、愛情という虚構の本質なのではないか」

[outland_karasu]

WebやらBlogやらSNSやら、自分が生きてきた世代の裏でこんな事件が繰り広げられてきたのにぞっとする。同じような執着心や虚構性を抱えている人はきっとたくさんいるし、それに振り回される人もたくさんいる。

[hihi01]

「他者というのはそういうものだし、女性というのはそういうものだと私は思ったし、思ってもいる。」　ま、そういう女性はいるし、女性とはそういうものだ、本質的に。

[naya2chan]

北原みのりという人の、過去の著作も読むといいと思う。木嶋被告に関しては、まとめサイトの情報量と分析はすごい（なんというかスネークとか言われることへの賛否はあるにせよ）

[arajin]

「そもそも他者というのはそういうものだよ、愛情というものはそういうものだよと、何かが私の脳裏につぶやく。」