未公認なんですぅ: 本も「売り切り」「再発」を繰り返せばいいのかもしれない

紀伊國屋さんチェーンの月間書籍実売データを見てたんですよ。出版社ごとの実売数上位50点の一覧表を。うちのデータだけでなく、いわゆる「ビジネス書出版社」と呼ばれる他社さん数社のデータも一緒に。 上位50点に入る本って、ほとんどここ1年くらいのあいだに出た本なんですね。 当たり前といえば、当たり前です。普通に考えれば発行初月から数ヶ月の本のほうが、1年も前に出た本よりは売れるわけですから。初月に数千部の注文出荷があった本でも、2～3ヵ月後にはよくて半分くらいの注文数になり、半年後には数百部、場合によっては数十部なんていう残念な結果になることだってあるわけです。 そして、こう書房だって年間40点弱の新刊を出してますし、他社さんではもっと発行点数の多いところもあります。そうであれば、上位が発行1年くらいまでの本で占められて当然。むしろ、数年前の本が多く上位にリストされるということは「ちゃんと売れる

[sugimo2]

”出版社にも、書店にも、ロングセラーを育てケアする余裕も体力もなくなっているんじゃないかと”＜たしかにそうかも。ただ、そこだけは守りぬくのが大切かなとも思ったり。新刊だけならコンビニ最強になる予感。

[asakura-t]

今でも判型変えて出し直しとか普通にしてるじゃん。新井素子が「文庫落ちするのはだいたい３年後」とか書いてましたし。PC系の本では増刷しないで改訂版、ってのは多いように思いますよ。

[shidho]

それなんて家庭用ゲームソフト、と思ったら書かれてた。

[banraidou]

あー、個人的には微妙。出版社の体力的にはいいアイデアだと思うんだけども（一定期間後はネットの直販のみにしちゃうとかね）。平行してリアル書店の利益率改善のための策も必要かと。

[takanofumio]

刷るつもりもないくせにずっと「重版未定」のままほったらかしにしておくよりよっぽど生産的なやり方だとおもう。

[zu2]

中古の氾濫、続篇濫発、そしてベスト版へ...ゲーム業界がたどった滅びの道。出版界にNintendoDSは現れるのだろうか。

[Imamura]

マンガはそういうの多いですよね。あとハヤカワのSFも、装画を変えて出直したり。