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坂のある非風景 形見の部屋で
手を差し伸べてみればいい。届けばそれは敵で届かなければそれが味方だとわかる。で、だれに向かって書... 手を差し伸べてみればいい。届けばそれは敵で届かなければそれが味方だとわかる。で、だれに向かって書くのか。共感してくれるはずの味方に向かって語りかけているのか、そこでもまた、共感すればそれは敵で届かなければそれが味方だとわかる。 実家に戻って生前の父親の部屋がそのまま残されている二階で生活している。捨てることは得ることよりもはるかにむずかしいと、父のすべてを残している母を見て思う。捨てることは失うといった受動的な物語ではない。おそらく捨てないという意志は、なにか大きなものをを失ってしまった、そして二度と失いたくないという喪失の物語の第二章なのである。 喪失が創りだす世界、それはそこにあるはずの存在しないものによって完成してしまった世界といえる。それは誰かが歌詞をつけてメロディを歌わなければ完成することができないカラオケ用音楽とは正反対のものである。そこにはあるはずのものが欠けている。形見の部
2010/12/18 リンク