マイ・バック・ページ (2011) - 映画評論家緊張日記

監督：山下敦弘 脚本:向井康介 出演：妻夫木聡、松山ケンイチ 公式サイト 川本三郎の自伝的エッセイの映画化で、東都ジャーナル（朝日ジャーナル）編集者だった妻夫木くんが松ケン演じる革命家の男にまきこまれて運命を狂わせていく…というお話。丁寧な作りで、なかなか好感が持てる映画である。ただ、二時間半近い上映時間はあまりに長い。見ていて違和感があったのが、松ケンたち革命家集団のアジトでの生活が描かれるところで、それまで一貫して妻夫木視点で来てるのに、なんでいきなり妻夫木くんが見てもいないことが描かれるのかなあ……原作どうなっているのだろう？とひどく疑問だったのである。てかむしろこの場面ない方がよくね？ と思っていたら、これは原作にはなくて、映画オリジナルの描写なんだな。これには考えさせられてしまった……ぼくがこの映画を見ながら思っていたのは、まさしく 公式サイトで脚本家が語っている「梅山の原型にな

[okbc99]

映画全体が長い、松ケン側の描写は要らない、に関してはまったく同じように感じた。

[SasakiTakahiro]

これは連赤事件の前の出来事なのだ。暴力革命路線にもある程度のリアリティはあった。

[Naotoh]

石橋杏奈の濡れ場がっ！とかは書かないんだね。

[elephant09]

脚色に対する見解も面白いが、『どろろ』の時「もう映画に出るの止めろ」と怒ってたブッキーを褒めてるのも良いな。