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『流』 (東山彰良 著) | 著者は語る - 文藝春秋WEB
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『流』 (東山彰良 著) | 著者は語る - 文藝春秋WEB
一九七〇年代後半の台湾を舞台にした『流』は、祖父の死をめぐる壮大なミステリであり、孫の「わたし」... 一九七〇年代後半の台湾を舞台にした『流』は、祖父の死をめぐる壮大なミステリであり、孫の「わたし」を主人公にしたみずみずしい青春小説でもある。渾身の一冊には、「面白い小説を読んだ」とだれかに言いたくなる魅力がある。 「殺人事件はフィクションですが、国民党とともに大陸から台湾に来た祖父の話はずっと書きたいと思っていて、僕の父を『わたし』のモデルにしていろいろなエピソードを書き始めたら、どんどん物語が膨らんでいったんです」 大陸で生まれ台湾で育った父は、まだ自由に行き来できなかった時代にフランス経由で中国本土に渡り、故郷の親戚との交流も復活させてきた。祖父の兄弟分「馬爺爺(マじいさん)」も実在した人物で、五年ほど前、「話を聞くならいましかない」と父に言われ、二人で会いに行った。 「国共内戦のときは、『馬爺爺』がうちの父親を背負い、父の兄の手を引いて戦火を逃れたそうです。祖父は台湾からずっとお金を