福富太郎 ハリウッドグループ創業者 絵を売って、妻のお墓を買いました | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

ふくとみ たろう 1931年東京生まれ。16歳で銀座の喫茶店に勤め、'49年にキャバレーのボーイに。'57年に独立し、数々の店を経営。「ハリウッド」チェーンは最盛期には数十店舗を構えた。著書に『昭和キャバレー秘史』(文春文庫PLUS)、『アートキャバレー蒐集奇談 描かれた女の謎』、『絵を蒐める』(ともに新潮社)などがある。[PHOTO]タナカシンイチ(以下同) 福富さんの美しいものを見る眼は折り紙付きだ。彼の審美眼が選んだ絵画コレクションは、質量ともに一級品揃いと名高い。御歳79歳の福富翁は、いったいどんな整理をしようとしているのだろうか。 1949年の夏、18歳でボーイとしてキャバレーの世界に入った福富太郎さん。26歳で独立してからは手がける店が次々と成功し、33歳(1964年)にして、銀座8丁目に5階建てビルを丸ごと使ったキャバレー、銀座「ハリウッド」をオープン。 1000人近いホステ

[godmother]

久しぶり！戦後、海千山千で力をつけて実業家になった人物。話は面白かったけど、普通の人生とは思えなかった苦労人。趣味の絵も独特の世界観。カーネーションに登場したキャバレー（ダンスホール）と少し重なる。