「多剤耐性菌」の脅威は院内だけじゃない！！市中感染型も （夕刊フジ） - Yahoo!ニュース

既存の抗生物質では歯が立たない「多剤耐性菌」の脅威が進行している。帝京大学医学部附属病院で５８人の感染者を出した「多剤耐性アシネトバクター（ＭＲＡＢ）」に、独協医大で国内で初めて確認されたＮＤＭ１遺伝子を持つ新型「多剤耐性菌」。いずれも聞き慣れないものだが、一体どんな問題点があるのか。専門医に聞いた。 ［フォト］ ＮＤＭ１遺伝子を持つ多剤耐性大腸菌 現在、多剤耐性菌で問題になっているのは３つ。帝京大などで見つかっている「多剤耐性アシネトバクター」と、今月、独協医科大学病院が公表した「ＮＤＭ１」遺伝子を持つ「多剤耐性大腸菌」。そして、昨年、九州大学病院が見つけたＫＰＣという抗生物質分解酵素を持つ「多剤耐性肺炎桿菌」だ。 順天堂大学医学部附属順天堂医院感染対策室長の堀賢准教授は、「感染症には、病院内で感染が広がる“院内感染”と、健康な人が感染する“市中感染”がある。現在、問題となっている

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「多剤耐性菌」の脅威は院内だけじゃない！！市中感染型も

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ＮＤＭ１遺伝子を持つ『新型の多剤耐性菌』は市中感染する可能性がある