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東日本大震災 輪転機水没、記者2人失う 岩手の夕刊紙 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
岩手県釜石、宮古市を中心とする夕刊紙「岩手東海新聞」(1万4400部)は、東日本大震災で記者2人... 岩手県釜石、宮古市を中心とする夕刊紙「岩手東海新聞」(1万4400部)は、東日本大震災で記者2人が死亡し輪転機も水没したため、3月12日以降、発行できない状態が続いている。終戦3年後の1948年、艦砲射撃で焦土となった釜石の復興を目指して創刊。地域密着紙として親しまれてきたが、再発行の見通しは立っていない。 地震が発生した11日午後2時46分は、釜石港の近くにある本社でいつものように4ページの新聞が刷り上がり、配達に向かうころだった。津波は4階建て本社の1階天井まで達し、そこにあった1台だけの輪転機は水につかった。 貴重な人材も奪われた。佐々木健宮古支局長(64)は車にノートパソコンを取りに行ったところで波にのみ込まれ、佐々木正樹記者(57)は大槌町で取材中に亡くなった。読者の多くも被災し、収入の道が断たれた。3月29日、金田弘子社長は社員約10人に最後の給料を手渡し、全従業員を解雇し
2011/04/20 リンク