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認知症妻殺害事件受け横浜市栄区が報告会、再発防止へ事例検証/神奈川 (カナロコ) - Yahoo!ニュース
ことし1月、横浜市栄区で夫(86)が認知症の妻=当時(81)=を殺害した事件を受け、再発防止に向けた... ことし1月、横浜市栄区で夫(86)が認知症の妻=当時(81)=を殺害した事件を受け、再発防止に向けた事例報告会が5日、同区と地域ケアプラザ(地域包括支援センター)の職員が参加して試みられた。担当した福祉職が実際の対応を報告し、体験を共有。「介護者支援」の重要性を再認識した。児童虐待と異なり検証の法的根拠がない中、こうした取り組みは珍しいといい、専門家は「再発防止に重要な取り組み。法改正し全自治体で実施すべき」と強調している。 認知症を発症し急激に悪化した妻を、夫が絞殺した事件は、発症から2週間、娘から相談を受けたケアプラザの保健師が最初に訪問してからわずか7日目、1月29日朝に起きた。福祉職側はその間、デイサービスやホームヘルパーなど介護サービスを導入していた。 6月の裁判員裁判を傍聴したケアプラザの責任者は、「事件の教訓を地域で共有し、予防策を」と栄区と連携。今回の報告会が実現した。
2011/08/08 リンク