＜Ｃ型肝炎＞カルテない患者４５人 国を提訴 １０億円請求 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

血液製剤の投与でＣ型肝炎に感染したのに、カルテがないために薬害肝炎救済法に基づく救済が受けられないとして、北海道内の患者ら計４５人が１０日、国に計約１０億４６００万円の支払いを求めて札幌地裁に提訴した。 薬害肝炎訴訟の和解を受け０８年１月に施行された救済法は、血液製剤投与を原因とするＣ型肝炎患者に症状に応じて１２００万〜４０００万円を支払うとしているが、投与事実を立証する必要がある。今回の原告はいずれも医療記録などが残っておらず「カルテの有無で給付金の受給が左右されるのは、一律救済するという救済法の趣旨に反する」と主張している。 妻を肝がんで亡くし、提訴後に会見した稚内市の男性原告（７０）は「妻は生前『どうしてカルテの有無で線引きするんだろう』と話していた」と声を詰まらせた。 原告側弁護団によると、同様の集団訴訟は東京、大阪、鹿児島などでも起きている。原告団は追加提訴も検討しており、

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＜Ｃ型肝炎＞カルテない患者４５人　国を提訴　１０億円請求