景気、緩やかに持ち直す…基調判断据え置き （読売新聞） - Yahoo!ニュース

政府は２４日公表した１１月の月例経済報告で、景気の基調判断を「東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるなかで、緩やかに持ち直している」と据え置いた。 先行きについては、欧州の債務危機などを背景とした海外景気の減速や、円高・株安、タイの洪水被害の影響などに言及し、景気が下振れするリスクもあると指摘した。 １０月の月例報告は「引き続き持ち直しているものの、そのテンポは緩やかになっている」と判断を下方修正したが、今回は表現の微修正にとどめた。 項目別では、設備投資を「下げ止まりつつあるものの、このところ弱い動きもみられる」と、６か月ぶりに判断を引き下げた。設備投資向け機械などの出荷が減少したためだ。企業の倒産件数は「緩やかに減少している」と２か月ぶりに上方修正した。輸出や個人消費の判断は据え置いた。

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景気、緩やかに持ち直す…基調判断据え置き