「大正の広重」吉田初三郎の作品 三陸の鳥瞰図カレンダーに （河北新報） - Yahoo!ニュース

青森県八戸市ゆかりの鳥瞰（ちょうかん）図画家で、「大正の広重」とも呼ばれる吉田初三郎（１８８４〜１９５５年）が三陸沿岸を描いた作品を集めたカレンダーを、八戸市の印刷会社が製作した。昭和の初めから３０年代ごろの八戸、釜石、石巻市などの鳥瞰図を収めた。東日本大震災で大きな被害を受けたまちの懐かしい景観を伝えている。 カレンダーは３市と宮城県女川町、旧志津川町（南三陸町）、岩手県全図、東北全図の計７作品で構成する。いずれも青や緑を使ったカラフルな作品で、地名や学校、役所、工場などの名称も書き込まれており、当時の様子がしのばれる。 吉田は京都府出身。独特のパノラマ風の画法で人気を集め、全国の観光パンフレットなどに作品を残した。八戸市の種差海岸にアトリエを構えたこともあり、三陸沿岸とゆかりが深い。 カレンダーを製作したのは赤間印刷工業で、環境省が「三陸復興国立公園」（仮称）の構想を打ち出したこ

[news_creeper]

「大正の広重」吉田初三郎の作品　三陸の鳥瞰図カレンダーに