基準宅地価格は県平均８・０％下落、上昇地点ゼロに/神奈川 （カナロコ） - Yahoo!ニュース

県は16日の固定資産評価審議会で、２０１２年度から３年間の固定資産税評価額の算定基礎となる市町村の基準宅地価格を決定した。前回（09年度）と比べて県平均で８・０％の下落となり、前回は21市町あった上昇地点はゼロとなった。下落幅が最も大きかったのは横浜市で17・８％。相模原市と川崎市を加えた３政令市をはじめ、県内の計８市町が２桁台の落ち込みとなった。 前回の価格評価が行われた時期は08年秋のリーマン・ショックの直前で、都市部を中心に土地価格が上昇したミニバブル期に当たる。今回はことし７月１日現在で各市町村が評価。リーマン・ショックから続く景気低迷の影響で、評価の基本となる地価公示価格などの下落傾向を反映することになった。 県市町村財政課は「評価額が下落している状況であり、（市町村の税収に）影響が出ることが見込まれる」とし、市町村の基幹税である固定資産税収の減少は避けられないとの見通しを示

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基準宅地価格は県平均８・０％下落、上昇地点ゼロに/神奈川