野口みずきの挑戦「絶対に走れる」…最後の希望 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

２００３大阪国際女子マラソンでの野口みずき。ダイナミックなフォームが故障につながった可能性が高いという（写真：産経新聞） 【あきらめない−金メダリスト・野口みずきの挑戦】 膝（ひざ）を引きつける役目を担う半腱（はんけん）様筋の腱の一部が、付着部の座骨結節からはがれたままになっている−。京都市北区の社会保険京都病院でスポーツ整形センター長を務める原邦夫（５６）にとって、野口みずき（３３）＝シスメックス＝の左脚は長いキャリアの中でも見たことがない重症だった。 「病名でいえば腱の部分断裂。長距離選手で同じところを痛めて走れない選手はいたけれど、普通の炎症だった。これほどの状態はまあ珍しいですね」 筋肉の損傷が治癒する目安は、故障から１カ月以内。腱の損傷はもう少しかかるとはいえ、野口の場合、欠場した北京五輪からすでに１年以上が経過していた。「元通りになるのは難しいな」。一見しただけで分かった

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野口みずきの挑戦「絶対に走れる」…最後の希望