「減原発」へ大きな一歩＝電源別コストで報告書―政府検証委 （時事通信） - Yahoo!ニュース

政府の「エネルギー・環境会議」の下部組織で、発電費用を調査する「コスト等検証委員会」（委員長・石田勝之内閣府副大臣）は19日、原発の発電コストを従来比5割増の1キロワット時当たり最低8．9円とする電源別コストの報告書を了承した。石田委員長は「『減原発』というエネルギー政策において大きな一歩を記す報告書になった」と意義を強調した。 電源別の発電コストは、将来の電源構成などを決める「エネルギー基本計画」の策定で重要なデータとなる。エネルギー・環境会議は、年内に開く次回会合で報告書の提出を受けて基本計画策定の議論を本格化、来年3月にも将来の電源構成の選択肢を提示する。 報告書では原発の発電コストとして、新たに(1)研究開発費(2)立地対策費(3)事故発生時の賠償や廃炉などの費用（約5．8兆円）―を追加し、算出した。 一方、「減原発」で役割が増す再生可能エネルギーについては、地熱（1キロワッ

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「減原発」へ大きな一歩＝電源別コストで報告書―政府検証委