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<全国高校駅伝>1区快走でもV逸で悔い (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
◇男子3位・九州学院3年 久保田和真(1区) たすきを渡す直前、右拳を突き上げた。「(2区の)池崎... ◇男子3位・九州学院3年 久保田和真(1区) たすきを渡す直前、右拳を突き上げた。「(2区の)池崎が見えたから」。プラン通りの走りに、喜びがこみ上げた。 各校のエースを相手に「自分の役割は差を広げること」とレースを引っ張った。5キロ過ぎに前へ出て集団をふるいに掛け、6キロを過ぎてもついてきたのは鹿児島実・高田と仙台育英・服部勇だけ。さらに、勝負どころと見ていた7キロからの下りでスパートをかけ続け、振り切った。 残り1キロになって手のひらを見つめた。右に禿(かむろ)監督の書いた「絆」、左にチームメートの書いた「思」の字。「みんなの顔が浮かんだ。ここで頑張らないと」。力を振り絞り、最終的に2位に22秒差をつけた。 後は初優勝に向けて祈るばかりだったが、結果は前年と同じ3位。「もう少し離すことができていれば」。快走した満足感よりも「もっとできた」の思いが残った。【鈴木英世】 【関連記事
2011/12/25 リンク