＜東日本大震災＞高台移転に専門職派遣 全国自治体から （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

東日本大震災の被災地で高台移転や土地のかさ上げ事業が本格化するのを前に、国土交通省は区画整理などの専門職を全国の自治体から募り、現地に派遣することを決めた。被災市町村には経験者が乏しく、岩手、宮城、福島３県が要請。数百人規模を想定し、４月から１年以上の長期派遣を検討している。 被災自治体は今年度内をめどに復興計画を策定し、高台や内陸に集落ごと移住する防災集団移転促進事業や、津波浸水地域のかさ上げを行う土地区画整理事業に本格的に着手する。道路や公園のような公共施設と宅地整備を広域で一体的に進めるには、事業エリアの決定や地権者との交渉、設計・発注などの実務経験者が必要で、業務量も多い。 岩手県が被災市町村への聞き取り調査を基に推計したところ、土木や建築など数百人規模の技術職の増員が必要になるという。国交省都市局は「専門職の確保を進めたい」と話している。【樋岡徹也】 【関連記事】 中古車

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＜東日本大震災＞高台移転に専門職派遣　全国自治体から