元社長監禁致死、もう1人も実刑＝懲役4年6月―鹿児島地裁 （時事通信） - Yahoo!ニュース

鹿児島県屋久島町の元タクシー会社社長藤山幸彦さん＝当時（73）＝の遺体が栃木県鹿沼市の井戸から見つかった事件で、逮捕監禁致死と死体遺棄の罪に問われた無職川口秀雄被告（51）の裁判員裁判の判決で、鹿児島地裁（中牟田博章裁判長）は27日、「旅行かばんに入れられた被害者が窒息死するまでに受けた苦痛は甚大だったと推察でき、各犯行の犯情も相当に悪い」と述べ、懲役4年6月（求刑懲役8年）を言い渡した。弁護側は、即日控訴した。 川口被告は捜査段階から一貫して容疑を否認していたが、判決は、同被告の関与を認めた高橋秀明受刑者（49）＝懲役14年確定＝の供述について、「1人で監禁したとは考え難く、関係証拠からも十分信用できる」と指摘。一方、川口被告は高橋受刑者から車の運転などを頼まれ屋久島に行ったとし、「成り行き上、犯行にかかわったにすぎない」とした。 【関連記事】 〔特集〕裁判員制度 スタート1年

[news_creeper]

元社長監禁致死、もう1人も実刑＝懲役4年6月―鹿児島地裁