＜上げ馬神事＞人馬の挑戦に大歓声 三重・多度大社 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

急斜面の土壁を人馬一体となって駆け上がる「上げ馬神事」（三重県指定無形民俗文化財）が４日、同県桑名市多度町の多度大社で始まった。疾走する人馬が壁に挑むたび、約１０万人の観客から大きな歓声が上がった。 南北朝時代から続くとされる伝統の神事で、約１．８メートルの壁を駆け上がることができた馬の数で稲作の豊凶などを占う。この日は若衆６人が、陣がさに裃（かみしも）姿で２回ずつ挑戦し、４回成功させた。５日も午後２時ごろから行われる。 上げ馬神事に対しては「動物虐待がある」との指摘があり、県教委職員ら１６人が視察した。担当者は「今のところ問題となる行為の報告はない」と話した。昨年は馬に小石を投げるなどの虐待行為があった。【加藤新市】 【関連記事】 上げ馬神事：急勾配駆け上がる 東員・猪名部神社で奉納 ／三重

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＜上げ馬神事＞人馬の挑戦に大歓声　三重・多度大社