【マレーシア】地場鉄鋼業者、鋼線材の反ダンピング税を要請 （NNA） - Yahoo!ニュース

通産省は28日、中国などから輸入されている鋼線材について、地場鉄鋼製造業者から反ダンピング(不当廉売)関税を課すよう要請があったと発表した。地場業者は国内価格よりも不当に安く、収益などを圧迫していると主張。これを受け、政府は調査に乗り出すことを決定した。 国内価格よりも不当に安いとされているのは、台湾、中国、インドネシア、韓国、トルコから輸入されている鋼線材。地場業者は、これら５カ国・地域からの輸入量は増加傾向にあり、価格や生産、収益、雇用など幅広く悪影響が出ていると主張した。 政府は業者の主張に対し、十分な証拠と被害が確認されたと指摘。調査に乗り出す方針を固めた。「相殺・反ダンピング課税法1993」に基づき、120日以内に仮決定を下す。 通産省は、今回の調査実施に向けて質問項目を作成する。７月11日まで関係する全業者からの質問を受け付ける。

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【マレーシア】地場鉄鋼業者、鋼線材の反ダンピング税を要請