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科捜研の鑑定不正、8件は裁判で証拠に使わず (読売新聞) - Yahoo!ニュース
和歌山県警科学捜査研究所の男性主任研究員(49)による証拠品の鑑定結果捏造(ねつぞう)疑惑で、和歌... 和歌山県警科学捜査研究所の男性主任研究員(49)による証拠品の鑑定結果捏造(ねつぞう)疑惑で、和歌山地検は16日、不正行為があったと県警が把握している8件の鑑定結果は、いずれも刑事裁判で証拠請求していなかったことを明らかにした。 ただ、研究員は記録が残る20年余りで約8000件の鑑定に関わっており、事態を重く捉える県警は可能な限り過去に遡り、ほかにも不正があったかどうか調べる方針。 県警の発表では、研究員は交通事故や無理心中、変死などの7事件に関する8件の鑑定で、部内説明用資料に過去の鑑定データを流用したり、所長決裁を受けずに所長公印を押したりしていたことが判明している。 和歌山地検幹部によると、このうち交通関係の3事件が起訴されたものの、鑑定結果は「立証に必要ない」として、裁判所に証拠請求しなかったという。 8件の不正は過去2年間に行われていたが、研究員は1985年の採用時から科
2012/08/17 リンク