勾留執行停止の容疑者、入院先から逃走 吹田 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

大阪府警吹田署に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された４０代の男が８月中旬、体調不良を訴えて勾留執行停止を受け同府吹田市内の病院に入院し、数日後に病院から逃走していたことが１４日、同署への取材で分かった。男の行方は分かっていないという。 捜査関係者によると、男は７月５日、名神高速の吹田サービスエリアで物損事故を起こしたが、駆けつけた警察官の調べに応じず逃げたとして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。７月下旬には吹田署が覚せい剤取締法違反容疑で男を再逮捕した。 男は勾留中に体調不良を訴え、８月中旬に大阪地裁が勾留執行停止を認めた。入院した吹田市内の病院では署員が２４時間態勢で監視していたが、数日後、病院から逃走したという。署員は男が逃走する様子を見ていたが、同署は「勾留執行停止中のため、男の身柄を拘束する権限がなかった」としている。

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“病院では署員が２４時間態勢で監視していたが、数日後、病院から逃走したという。署員は男が逃走する様子を見ていたが、同署は「勾留執行停止中のため、男の身柄を拘束する権限がなかった」としている。”