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Yahoo!ニュース - 廃棄ミカンが代替ガソリンに 微生物で分解・発酵 三重大学院 (日本農業新聞)
かんきつがガソリンに――。夢のような技術を三重大学大学院生物資源学研究科・田丸浩教授の研究チームが... かんきつがガソリンに――。夢のような技術を三重大学大学院生物資源学研究科・田丸浩教授の研究チームが開発した。規格外や摘果でこれまで廃棄していたミカンを微生物で分解・発酵させることで、ガソリンの代わりに使える「ブタノール」に変身。バイオマス(生物由来資源)の燃料化で主流をいくエタノールとは違って熱量が高い上、タンクを傷めないため、ガソリン用設備にそのまま使えるという。 ・副産物は水だけ 地域循環後押し 燃料の生成過程はこうだ。傷が付いて商品価値が落ちたり腐ったりしたミカンを、微生物と一緒に皮ごとタンクへ投入。細胞を破壊して糖化させた後、別の微生物で発酵させるとブタノール7割を含む燃料になる。 実験ではミカンの搾りかす3キロから、20ミリリットルのブタノールができた。37度で保温すると10日間でできるが、保温しないと生成期間が長くなる。 きっかけは、「年中みかんのとれる町」を掲げる三
2014/12/07 リンク