「金融危機は後始末まで相当な時間」預金保険機構・田辺理事長が退任会見 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

２８日に任期満了となる預金保険機構の田辺昌徳理事長は２７日に退任会見を開き「金融危機が起こると、最終的な後始末まで相当長い時間がかかると改めて感じた」と在任期間を振り返った。 田辺氏は日銀出身で、平成１７年１０月に預金保険機構理事、２２年１２月に理事長に就任。在任中は、いわゆる住専問題や金融機関への公的資本注入、日本振興銀行の破綻処理、一時４兆円超に膨らんだ預金保険機構の責任準備金の欠損の解消という「重要な後始末が４点あった」ことに言及した。 後任の理事長には元金融庁長官の三国谷勝範氏が就任する。田辺氏は「必ずわが国の金融システムの健全化と安定に力を発揮すると確信している」と述べた。 金融機関の破綻処理に備えて銀行などが納める預金保険料に関し、各金融機関の信用力や経済・金融情勢などを踏まえ柔軟に料率を変更できる「可変保険料率」の導入については「責任準備金の積み上がり具合をみながら、中

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【産経新聞】「金融危機は後始末まで相当な時間」預金保険機構・田辺理事長が退任会見（産経新聞）