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【野村不動産ホールディングス】 非住宅事業の強化で直面する資産効率悪化のジレンマ
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【野村不動産ホールディングス】 非住宅事業の強化で直面する資産効率悪化のジレンマ
数字で会社を読む 週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線... 数字で会社を読む 週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線の記者が、ポイントを絞った財務分析で企業・産業に切り込みます。 バックナンバー一覧 野村不動産ホールディングスの昨年度売上高、営業・経常利益は住宅事業の好調で過去最高だった。だが、少子高齢化が進む中、非住宅事業の強化が喫緊の課題となっている。 「東京郊外では異例の高値物件」。野村不動産ホールディングス(HD)が今年7月に売り出した東京・立川のマンション「プラウドタワー立川」の価格は、業界関係者らを驚かした。 今年1~7月に売り出した東京23区のマンションの1坪当たり平均価格は289.5万円(不動産経済研究所調べ)。これに対し、プラウドタワー立川は実に342万円。 だが、この強気価格にもかかわらず第1期に売り出した230戸は即日完売した。 野村不動産HDの収益の柱は、営業利益の4割超を稼ぎ出す住