グローバル企業が構築を急ぐ「エンタープライズSOC」--組織全体で取り組むセキュリティ危機管理

企業の「セキュリティ対処能力」が、従来にも増して厳しく問われる時代になっている。絶えることのない脅威は高度化・複雑化の一途をたどっており、容易には発見できなくなった。論点はすでに「攻撃をどう防ぐか」から、「攻撃を受けるた際にどうするか」に移っている状況だ。 では実際、有事の際、どのように対処したらよのだろうか？ 情報システムに重大な損害、漏えい、障害が発生するような場面では、ITの域を超えた組織一体の対応、決断力が求められる。そこで力を発揮する組織が「エンタープライズSOC（Security Operation Center）」だ。組織を横断したインシデント対応の取り組みとして、脅威の性質と重大度を迅速に特定し、経営陣にセキュリティー・インテリジェンスを提供し、効果的にビジネス・リスクを処理する。 次に紹介する資料では、拡大を続ける脅威の全容、エンタープライズ SOC を構築する必要性とメ