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『あの頃エッフェル塔の下で』 アルノー・デプレシャン - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
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『あの頃エッフェル塔の下で』 アルノー・デプレシャン - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
中央アジア、タジキスタンの首都ドゥシャンベ。カメラは町の壁面を大雑把に撮り流していったあと、滞在... 中央アジア、タジキスタンの首都ドゥシャンベ。カメラは町の壁面を大雑把に撮り流していったあと、滞在型ホテルの一室で一組の男女が別れを惜しむ光景を写し出す。「もう潮時だと思っている」。外国人らしき男は地元の女にそう告げ、別れを惜しむ女からもさして深刻な悲しみは感じられない。彼女もおそらく、男の「潮時」という言葉に内心で同意しているのだろう。この去りゆく男、彼が『あの頃エッフェル塔の下で』の主人公であるフランス出身の人類学者ポール・デダリュスである。ポール・デダリュス、この名はアルノー・デプレシャンの長編第2作で出世作ともなった『そして僕は恋をする』(1996)と同じ名であり、その点では同作の続編的性質を持っていると言え、より正確にはポール・デダリュスの青春時代と、その頃を回想する中年時代の2つの時代を描いていることから、『そして僕は~』の前日譚と後日譚を兼ねているとも言える。 しかしポール・デ