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『優しい鬼』レアード・ハント|傷つけられ続けて鬼になる - ボヘミアの海岸線
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『優しい鬼』レアード・ハント|傷つけられ続けて鬼になる - ボヘミアの海岸線
かんがえる力をつかってじぶんをどこかよその場所につれていくやり方はクリオミーとジニアから教わった... かんがえる力をつかってじぶんをどこかよその場所につれていくやり方はクリオミーとジニアから教わったのだった。…… 「よその場所って?」とわたしは訊いた。 「そこでない場所どこでも」とジニアは言った。 「きれいな場所」とクリオミーが言った。 「あんたが踊ってみたい場所」 ――レアード・ハント『優しい鬼』 傷つけられ続けて鬼になる 人が鬼になる瞬間を見たことがある。その家には怒りに取り憑かれた鬼がいて、何年も家族を攻撃し続けていた。ある者は逃げ、ある者は倒れ、ある者は怒りを爆発させて鬼になった。新しくうまれた鬼は若くて強く、老いた鬼が攻撃すれば何倍もの火力でやり返したので、やがて老いた鬼は小さくなっていった。新しい鬼は怒り続け、やがて古い鬼と同じように他者を攻撃するようになった。その時、鬼は古くから生き続けていて、人から人へと受け継がれていくのだと知った。 優しい鬼 作者: レアード・ハント,柴