北朝鮮がマカオ資金にこだわる理由は? | Chosun Online | 朝鮮日報

北朝鮮の金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官は13日、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)に眠る北朝鮮の資金(2400万ドル)への金融制裁を解除すれば6か国協議に復帰する、と 述べた。 北朝鮮がそこまでこの資金にこだわる理由は何なのか。 国際的価値からすれば、この資金は北朝鮮の予算の1%にも及ばない。北朝鮮が11日、最高人民会議で編成した今年度予算は北朝鮮の通貨で4197億ウォン。北朝鮮の公式為替レートに換算すると29億3000万ドル。 クリストファー・ヒル米国務次官補も13日、「6か国協議が再開され、北朝鮮にエネルギー支援が行われるようになれば、1週間分にも満たない資金」として、北朝鮮側が掲げた「再開条件」は理解できないとコメントした。 しかし、北朝鮮の闇市では1ドルが公式為替レートの20倍以上(3,000ウォン)となる点を考慮すると、2400万ドルは決して少なくない資金のよ