エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
【おすすめ本】広谷 直路『「泣き虫」チャーチル 大英帝国を救った男の物語』―激情家であり手練手管も 英雄の素顔とは =鈴木耕(編集者): Daily JCJ
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
【おすすめ本】広谷 直路『「泣き虫」チャーチル 大英帝国を救った男の物語』―激情家であり手練手管も 英雄の素顔とは =鈴木耕(編集者): Daily JCJ
タイトルがいい。なにしろ「泣き虫」なのだ。チャーチルといえば第2次世界大戦のイギリスの英雄にして重... タイトルがいい。なにしろ「泣き虫」なのだ。チャーチルといえば第2次世界大戦のイギリスの英雄にして重厚な政治家で、更には文筆家としても「ノーベル文学賞」を受けたほどの人物。サブタイトルに「大英帝国を救った男の物語」とあるがこちらの方が従来のチャーチルのイメージだ。ところがそれを逆手にとって、英雄伝説を壊すことなく見事にやんちゃな「もうひとりのチャーチル」を現出させたのが本書である。 著者には何冊かの翻訳書があるが自身の著書としてはこれが初めてだという。とてもそうは思えない手練れの文章だ。さすがに長年、編集者として磨いた腕の見せどころ、素敵な本を書き上げた。 貴族の家に生まれたウィンストン君、少年のころから学校嫌いの泣き虫小僧。感極まると所かまわず泣きだしてしまう。その性格は政治家になっても変わらない。大の映画好きで自邸の映写室でヴィヴィアン・リーとローレンス・オリヴィエの『美女ありき』を観て