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日経サイエンス編集部で 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター の上田泰巳さんの話を伺う。 上... 日経サイエンス編集部で 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター の上田泰巳さんの話を伺う。 上田さんのご専門は、システム生物学、 特に体内時計。 「環境に存在している何らかの情報、 パターンが、生体内に取り込まれていく プロセスが存在し、その際に起こっていることは 脳の認識のプロセスに似ている」 上田さんとの話の中で、そのような 描像が浮かんできた。 細胞レベルの時計にかかわっている 遺伝子として、約20の要素が同定 されているとのこと。 「24時間というタイムスケールを 生化学反応系で実現するのは大変 なのではないか?」 と伺ったところ、 そのためにターンオーバーの遅い 酵素が見つかっているということ。 興味深いのは、通常の24時間の 生体時計の場合でも、gene regulation が関与しているということ。 朝型、昼型、夜型の発現パターンが あり、それぞれ、ある特定のシークエ
2007/04/16 リンク