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「トラウマ本」 トラウマとパーソナリティ障害 加筆訂正部分 4
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「トラウマ本」 トラウマとパーソナリティ障害 加筆訂正部分 4
最近になり、PDを論じる上で二つのファクターを加味しなくてはならないという考えが見られるようになっ... 最近になり、PDを論じる上で二つのファクターを加味しなくてはならないという考えが見られるようになった。一つは本章で主として論じる愛着の障害や幼少時のトラウマの問題である。そうしてもう一つはいわゆる発達障害(最近の表記の仕方では「神経発達障害」とPDとの関係である。 現代の私達の臨床感覚からは、人が思春期までに持つに至った思考や行動パターンは、持って生まれた気質とトラウマや愛着障害、さらには発達障害的な要素のアマルガムであることは、極めて自然なことと考えられるのだ。 トラウマとCPTSD トラウマ関連障害とPDとの関係性を考える上で格好の材料を提供したのが、ICD-11に新たに加わった複雑性PTSD(以下、CPTSDと表記する)という疾患概念である。これは、「組織的暴力、家庭内殴打や児童虐待など長期反復的なトラウマ体験の後にしばしば見られる」障害とされる。そして診断基準はPTSD症状に特有の