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「正しいと思ったことをする」(南三陸町 登米市)
石野葉穂香です。 今回は、震災直後のお話です――。 被災した自治体の首長の必死の思いに、ある量販店の... 石野葉穂香です。 今回は、震災直後のお話です――。 被災した自治体の首長の必死の思いに、ある量販店の若い女性店長さんが、機転を利かせた好判断で応えてくれた・・・・・・というエピソード。 町長と店長。おふたりのファインプレーが、多くの人たちの窮地を救ってくれたのでした。 波高15m超という大津波に襲われた南三陸町。 総合体育館「ベイサイドアリーナ」や、町内の公民館、学校などの避難所は、着の身着のまま逃れてきた多くの避難者であふれていました。 服が濡れたままの人もいました。赤ちゃんを抱いたお母さんもいました。救援物資も届かずに、食事もとれない。誰もが膝を抱えてうつむくばかりでした。 「急ぎ必要な物資だけでも、何とか早急に手に入れられないだろうか?」 佐藤仁町長は考えました。 しかし、役場庁舎さえ流された南三陸町。買い物をするにも現金がありません。 そこで町長は、イチかバチかの行動に出ます。 町
2013/12/10 リンク