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佐賀県のＪＡからつ唐津東部地区で栽培する「ビオレソリエス」というイチジクが注目を浴びています。フランス原産で、生産量は少ないものの、普通のイチジクに比べてひと回り小さく、糖度は２０以上で濃厚な甘味が好評です。 「ビオレソリエス」は東京の果物専門店や福岡のホテル関係などを中心に出荷されており、市場向けに出荷しているのは同ＪＡからつだけだということです。 「ビオレソリエス」の栽培はとても難しく、一般消費者の目に触れる機会はほとんどありませんでした。生産者の富田秀俊さん（６０）は１３年前から苗を唐津に持ち込み、中山間農業の切り札となればと、失敗を繰り返しながらもひたすらイチジクと向きあってきました。数年前にやっと収穫にこぎつけ、現在３５アールで栽培しています。 まだ小規模栽培ですが収穫を迎える９月中旬から１１月中旬はテレビなどの取材も多くなり、「イチジクを送ってほしい。苗を分け

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ＪＡからつ唐津東部地区で栽培する「ビオレソリエス」