吉本隆明の悪文と吉本ばななの分かりやすい文章と : ラノベ作家への道

5月6 吉本隆明の悪文と吉本ばななの分かりやすい文章と カテゴリ:よしもとばななラノベの悪文を考える 大江健三郎の悪文とか小林秀雄の悪文。 加えて吉本隆明の悪文。 考えてみれば難解な悪文の根底にあるのは純文学的な詩を解釈して持論を述べるいい方なのではあるまいか？ よしもとばななの親は著名な評論家の吉本隆明。 『共同幻想論』で難解な理論を振り回してぺダントリーむき出しでインテリぶっている吉本隆明は嫌いで、大学入試に吉本隆明が出ると、俺は大嫌い！ということでトラウマになった人も多いのではないか？ 『FRUITS BASKET』 の中で干刈あがた氏は、『キッチン』を読んだとき「現実はすごい」とか「引越しはパワーだ」という、自分が知らないうちに避けてきた「小説では使っちゃい けない言葉とか表現」みたいなものに驚いたと言っている。 松本孝幸氏は、このようなよしもとばななの小説を「〝フツー〟という無意