小料理屋：中区の「三春」月末閉店 文化人たちのたまり場、２５日お別れ会 ／神奈川 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇ハマの名物カクテル「ホースネック」飲ませて６４年 ハマの名物カクテル「ホースネック」。１９４７年の喫茶店時代からそれを飲ませた小料理屋「三春」（横浜市中区常盤町）が、今月末で閉店する。文化人らのたまり場のラストを惜しみ、２５日お別れ会が開かれる。 横浜生まれの牧野勲さん（１９７２年に６４歳で死去）が、終戦の２年後、同市尾上町に喫茶店「三春」を開業。満州（現中国東北部）で新聞記者だった牧野さんの元に、作家や画家、記者らが集まった。６年後、港町に移り画廊を併設した「ホースネック」は、文化サロンとなった。 カクテルは焼酎をベースにジンジャーエールで割り、レモンの皮を飾る。その形が「馬の首」に似ていたのでそう名付けられた。 「子どものころ、オヤジから『レモンを買ってこい』と言われ、横浜の繁華街を探し回った。当時、まだレモンは高級だった」 牧野さんの次男の忠純さん（６６）は、そう振り返る。７５年か

[Guro]

牧野勲さん、生出恵哉さん。／ホースネックというカクテルはしらなんだ。