都青少年健全育成条例改正案：民主など撤回求める 「知事は精読せず提出」 ／東京 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

１８歳未満のキャラクター「非実在青少年」の性的行為を過度に描いた漫画を、１８歳未満に売らないよう規制する東京都青少年健全育成条例改正案は廃案となるのか。都議会民主党と生活者ネットワーク（ネット）の両会派が都に改正案の撤回を要請し、「受け入れられなければ否決」と表明した。６月定例会の開会を目前にし、都議会の各会派に波紋が広がった。【真野森作】 民主とネットは、申し入れの文書で、「知事自身が改正案を精読せず、議案提出者の自覚がない」と痛烈に批判。「（知事は）改正案を変えるべきだと、自ら修正の必要を認めている。改めて責任の持てる案を提出するよう求める」とした。 民主の大沢昇幹事長は、独自に準備してきた修正案を提出しないまま「否決」へ踏み切る理由について、「不明確な文言などを削除すると骨抜きにせざるを得ない。また、我々が必要と考える『児童ポルノの被害児童の救済』などを盛り込めば、修正の範囲を超えて